- 八尾市で歯周病治療なら田中歯科医院へ
- 歯周病の初期症状
- 歯周病の種類
- 歯周病の原因
- 歯周病になりやすい人
- 歯周病治療の流れ(1回約30~60分)
- ブルーラジカルによる歯周病治療
- 歯周病予防の3つのポイント
八尾市で歯周病治療なら田中歯科医院へ
歯周病は、気づかないうちに進行し、歯を失う大きな原因となる病気です。
当院では治療後も定期メンテナンスで健康な歯茎を維持できるようサポートします。また希望により先進の歯周病治療機器「ブルーラジカル」を活用し、歯茎にやさしく効果的な治療を行っています。
歯周病の初期症状
次のような症状が一つでもあれば、歯周病の始まりかもしれません。
- 歯茎の腫れ
- 歯茎の赤み・紫色
- 口臭が強くなる
- 歯磨き時の出血
初期段階では気づきにくいため、早めの受診が大切です。
歯周病が進行すると起こる症状
進行した歯周病では以下の症状が見られます。
歯茎の退縮(歯が長く見える)
骨が溶け、歯茎が下がります。
歯間が広がる・歯並びが乱れる
食べ物が詰まりやすくなり、歯が動きやすくなります。
歯茎から膿が出る
炎症が深くまで進むと膿が出て強い口臭の原因になります。
歯がぐらつく・抜ける
歯を支える骨が大きく失われると最終的に歯が抜け落ちます。
歯周病の種類
歯周病は歯と歯茎の間の溝「歯周ポケット」に細菌がたまることで進行します。歯を失う原因の第1位が歯周病と言われています。
歯肉炎(初期)
歯茎だけが炎症を起こしている状態。腫れ・出血・口臭など。
軽度歯周炎
炎症が骨まで広がり始めた段階。歯周ポケットが深くなります。
中等度歯周炎
骨の吸収が約半分まで進行。歯茎の退縮や歯の揺れが現れます。
重度歯周炎
骨が大きく失われ、強いぐらつきが出ます。放置すると歯が抜け落ちます。
歯周病の原因
歯周病菌
親子・夫婦間でも感染します。
発症・悪化させる要因
- 不十分な口腔ケア
- 免疫低下・加齢
- 糖尿病
- 喫煙
- ストレス・歯ぎしり、くいしばり
- 歯並びの乱れ など
生活習慣で予防できる部分も多くあります。
歯周病になりやすい人
- 歯磨きが不十分
- 喫煙習慣がある
- 糖尿病・免疫力低下
- ストレスが多い、歯ぎしり、くいしばりがある
当てはまる人は特に注意が必要です。
歯周病治療の流れ(1回 約30〜60分)
1お口の検査
- 視診
- レントゲン検査
- 歯周ポケット検査・動揺度検査
現在のお口の状態を把握します。
2歯石・歯垢の除去
スケーリング
専用器具で歯石を除去します。
※軽度~中等度歯周病にはブルーラジカルによる自費スケーリングにも対応
ルートプレーニング
歯根面を滑らかにして汚れがつきにくい状態にします。
3歯の清掃・研磨
- 専用器具で歯の清掃
- 研磨・必要に応じて染め出しで磨き残しを確認
- 必要に応じてフッ素塗布
歯の表面がツルツルになり、汚れが付きにくくなります。
4ホームケア指導
検査結果をもとに、正しい歯磨き方法やケアのポイントをお伝えします。
5定期メンテナンス
再発しやすい病気のため、定期管理がとても重要です。
ブルーラジカルによる歯周病治療
先進の光殺菌治療「ブルーラジカル」とは
ブルーラジカルは、軽度〜中等度の治療に特化した最新の光殺菌技術です。 超音波・過酸化水素・レーザー光を組み合わせ、歯周病の原因菌を効率よく除去します。 従来のスケーリングでは届きにくい深い歯周ポケット内部までアプローチでき、 歯茎へのダメージを最小限に抑えながら治療を行えます。
当院では厚生労働省承認の医療機器「ブルーラジカル P-01」を使用し、 安全で効果の高い治療を提供しています。
ブルーラジカルの特徴
原因菌を99.99%殺菌
レーザーと過酸化水素の反応によって発生する活性酸素が、歯周病菌を徹底的に殺菌します。
※全身的に悪い影響はありません。
痛みや負担が少ない
外科処置を行わず、歯ぐきに優しい治療で、術後の腫れや痛みも軽減されます。
深い歯周ポケットにも効果的
通常の器具では届きにくいポケット内部まで殺菌作用が届き、軽度〜中等度歯周病に適しています。
歯や歯茎を傷つけにくい
刃物を使わないため歯肉の損傷がほとんどなく、治癒も早いのが特徴です。
こんな方におすすめ
- 歯茎の腫れや出血が続く方
- 膿が出る、強い口臭がある方
- 一般的な治療で改善が見られない方
- 外科治療(歯周外科)に抵抗がある方
ブルーラジカル治療の流れ
1診査・診断
歯周ポケット検査やレントゲン撮影を行い、進行度を正確に把握します。
2スケーリング
超音波の振動で歯石・プラークを除去し、治療の準備を整えます。
3過酸化水素の塗布
歯周ポケット内に過酸化水素水を注入します。
4レーザー照射
レーザー光を照射し、ラジカル(殺菌成分)を発生させ、ポケット深部の細菌を殺菌します。
5洗浄・仕上げ
治療後、洗浄と歯茎の状態確認を行い、必要に応じて今後の治療計画をご提案します。
治療後のメンテナンス
ブルーラジカル治療後は、歯茎の炎症が改善し、出血や腫れが軽減しやすくなります。ただし、歯周病は再発しやすいため、以下が重要です。
- 3ヶ月ごとの定期検診
- 正しいブラッシング習慣
- 歯間ブラシ・フロスの併用
治療効果を長く維持するため、継続的なメンテナンスを推奨しています。
費用について(自費診療
ブルーラジカルによる歯周病治療は保険適用外です。
費用:11,000円(税込)/1本
2回目以降:4,400円(税込)/1本(同一歯)
ブルーラジカルに関するよくある質問
痛みはありますか?
麻酔もするので従来の治療に比べ痛みは少なく、多くの患者様が「思ったより楽だった」とお答えいただいています。
何回通院が必要ですか?
症状の程度によりますが、重度の場合は複数回の施術が必要です。
すべての歯周病に効果がありますか?
軽度〜中等度まで幅広く対応可能ですが、極度に進行してしまった歯周病には効果が望めません。また歯周外科が必要になるケースでは併用をご提案する場合があります。
歯周病予防の3つのポイント
定期的な歯石除去
歯石は自分で取れないため、定期的なクリーニングが必須。
丁寧な歯磨き
プラークをしっかり落とすことが歯周病予防の基本。
デンタルフロス・歯間ブラシの活用
歯間の汚れは歯ブラシだけでは落ちません。